色素沈着の原因一覧
色素沈着とは、皮膚の変色、着色です。
肌の色は様々な要因によって決められますが、
色素沈着はこのうち、メラニンあるいはメラノサイト(メラニンを生成する細胞)が関係しています。
なんらかの理由でこのメラニンが過剰生産されたり、
メラニンを生成するメラノサイトが肥大化したり、
皮膚が萎縮したりすると、その部分だけが暗く変色します。
これら皮膚の変色、色素沈着の原因は、
病気のほか、
紫外線、遺伝、内蔵疾患、ホルモン、栄養、肥満、アレルギーなど様々です。
ここでは、皮膚の変色、色素沈着の原因について、
病気と生活習慣に大別し、一覧で紹介しています。
おのおのの症状、特徴については、下記リンクより、リンク先ページをご参照下さい。
また、色素沈着の解消方法については、
色素沈着の解消方法をご参照下さい。
病気
■内臓・ホルモン系疾患
- 肝斑
- アジソン病
- クッシング症候群
- 肝臓疾患
- 膵臓疾患
- 腎疾患
- 甲状腺機能障害
- 糖尿病
- 吸収不良症候群
■先天性・遺伝性疾患
- 神経線維腫症
- マッキューン・オルブライト症候群(MAS)
- ポイツ・ジェガーズ(ポイツ・ジェガース)症候群
- 色素性乾皮症
- 真皮メラノサイトーシス
- 太田母斑
- 蒙古斑
- 網状色素沈着皮膚症 (DPR)
- 家族性進行性色素沈着
- ガリ・ガリ病
- Pallister・キリアン症候群
- 先天性角化異常症
- 一過性新生児膿疱性メラノーシス
- 遺伝性出血性末梢血管拡張症
■紫外線(病気)
- 悪性黒色腫(メラノーマ)
- 雀卵斑(そばかす)
- 脂漏性角化症
■血管(血液漏洩、血管炎など)
- 多形皮膚萎縮症vasculare萎縮性
- 慢性色素性紫斑(シャンバーグ病)
- ヘモジデリン色素沈着過度
- ブルーラバーブレブ母斑症候群
- 血管炎
- レイノー症候群
- 斑状出血
■過剰摂取、経口摂取
- ヘモクロマトーシス(鉄過剰)
- 柑皮症
- 銀沈着症(銀皮症)
- シイタケ皮膚炎
■肥満・摩擦
- 黒色表皮症(黒色表皮腫)
- 摩擦黒皮症(摩擦性皮膚黒色症)
■アレルギー・感染・自己免疫疾患・皮膚炎など
- リール黒皮症
- 炎症後色素沈着
- 皮膚筋炎
- 扁平苔癬
- カポジ肉腫
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生活習慣・体調変化
■生活習慣・体調変化
- 紫外線(太陽への露出)
- 新陳代謝の乱れ
- ストレス
- 妊娠などホルモンの変化
- アレルギー
- 摩擦、こすり過ぎ
- 特定の薬
- 鉄分や重金属の過剰摂取
- 特定の食品
- アルコール
- 脱毛
- 敏感肌
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※備考:
原因が複数ある病気は、該当する原因のいづれかに分類しています。
原因が不明あるいは特定されていない病気は、現代医学において推測されている原因に分類しています。