ココナッツオイル、緑茶Tバッグ、きゅうり

目の下のクマ・ふくらみ解消(きゅうり)
ココナッツオイル、緑茶ティーバッグ、きゅうりが、 比較的軽度の目の下のクマ解消に効果があります。

これら食材は食べて効果を発揮するのではなく、 目の下に数分~数時間置くことで、 効果を発揮します。

これら食材(あるいは製品)には、 「乾燥防止」、「美白効果」、「冷却効果」などの効果のある成分が含まれ、 また、手軽に入手できることから、 簡単に試せることが人気です。

ここでは、軽度の目の下のクマ解消に効果があるココナッツオイル、緑茶ティーバッグ、きゅうりについて、 効果とその使用法について、紹介しています。


ココナッツオイル

ココナッツオイルが効果があるとする目のクマは、 主に以下の目のクマです。

ココナッツオイルが効果のある目のクマ
  • 乾燥によるちりめんジワ(影クマ)
  • 色素沈着、炎症による黒クマ

ココナッツオイルで目のクマ改善
ココナッツオイルはその保湿特性により、乾燥を防ぐ効果があります。
2004年にAgero ALらによって発表された研究によると、 「エキストラバージンココナッツオイルは、 軽度から中等度の乾燥症の人のための保湿剤として効果がある」と述べています。

また、ココナッツオイルに含まれるビタミンEの抗酸化作用は、 皮膚の老化とシワの発生防止し、 皮膚の再生を助ける働きがあるほか、 ビタミンEのトコトリエノールは、 UVB曝露後に見られる細胞の損傷を防ぎ、 炎症を減少させる効果があります。

そのため、トコトリエノールは、 メラニンの生成を防止するのに、非常に効果的な成分とされ、 皮膚の色素変色を防ぐ効果があります。

一方、1999年に発表された論文「皮膚科手術」によると、 ビタミンEクリームは、既に損傷した細胞(瘢痕(はんこん))や皮膚の変色には、 残念ながら効果がなかった、と発表しており、過剰な期待は禁物です。

ココナッツオイルの利用方法

ココナッツオイルはアレルギー反応が出る場合があるため、 目の下のクマや他の皮膚に利用する場合、事前のパッチテストは必須です。

  1. 目の周りにココナッツオイルを適量塗る
  2. 数十分~数時間後に洗い流す
  3. 目のマッサージやリンパマッサージと併用すると効果的く

また、目の下のクマに効果のある他の栄養素(キュウリなど)を細かく砕いたものと、 混ぜて塗っても効果的です。

緑茶ティーバッグ

緑茶ティーバッグの効果がある目のクマ・むくみ
  • むくみによるクマ
  • 血管が見えるクマ
  • 血液漏洩によるクマ
  • 血流悪化によるクマ

緑茶ティーバッグで目のクマ・むくみ改善
緑茶ティーバッグが目元のくま(変色)やむくみに効果がある理由は、 血管収縮作用のある3つの成分が含まれるためです。

  • タンニン
  • ECGG
  • カフェイン
タンニンは口にいれると渋味を感じさせる成分です。
このタンニンには、血管収縮作用があり、血管の腫れ、むくみ、体液貯留の減少、炎症取りに利用されます。

タンニンは古く1920年代に、 怪我や炎症による死亡率を大幅に減少させたことが記録されており、 その後も歯茎の腫れ取りや親知らずの抜歯後の止血などにも利用されていました。

ECGGは緑茶中のポリフェノールの一種で、 アスピリンと同様の性質を有します。

これは、静脈内において血流悪化の原因となる血小板の蓄積を防ぐ効果があり、 このECGGの血小板凝固防止能力は、 心臓発作や脳卒中などの心血管異常の予防にも有効とされ、 肺癌の形成を停止させるなどの効果も発見されています。

また、ECGGは血糖値を調節するのにも役立つため、 ドロドロ血液による血流悪化にも効果があります。
その他、緑茶に含まれるカフェインは、 血管を縮小することによって、むくみを軽減します。

緑茶ティーバッグの利用方法

  1. 使用済みの緑茶ティーバッグを用意する
  2. 上記を冷蔵庫あるいは冷凍庫で十分に冷やす
  3. 絞って、余分な水分を取り除く
  4. 目の必要箇所(目の下、まぶたなど)に緑茶ティーバッグを5~30分置く
  5. 綺麗に洗い流す

緑茶ティーバッグは、好きな時間に毎日~週1の頻度で利用できます。

きゅうり

きゅうりが効果のある目のクマ
  • むくみによる目の下のふくらみ
  • 炎症などによる目の下のふくらみ
  • 色素沈着による目の下のクマ
  • 血管の炎症による目の下のクマ

目の下のクマ・ふくらみ解消(きゅうり)
きゅうりには、色素沈着に効果のあるビタミンKや美白成分であるビタミンCが含まれるため、 目の下のクマ、特に軽い色素沈着による目のクマに効果があるとされています。

2009年に「医薬品・皮膚科の雑誌」に発表された研究によると、 キュウリに存在するビタミンKは、 レーザー治療を受ける人々のあざや暗い変色を減らすことができる、と記載されています。

一方、上記はあくまでビタミンKの効果によるもので、 オーストラリア大学皮膚科医であるフィリップ氏は、 「きゅうりで目の周りのくまは解消しない。」 と断言しており、 色素沈着の種類やビタミンK含有量によるものの、 大きな効果は期待できないかもしれません。

また、 キュウリのスライスは、腫れやむくみ取りに古くから使われています。
これはきゅうりに冷却効果があるため、と考えられおり、 炎症による目の下のクマやふくらみの解消に役立ちます。

きゅうりの利用方法

  1. 細かく砕いたきゅうりを用意する(輪切りのきゅうりでも可)
  2. 冷蔵庫できゅうりを十分に冷やす
  3. 目の周りにきゅうりを配置する
  4. 5分~30分後、水で洗い流す
  5. この作業を1日1回または2回~1週間1回程度行う



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目の下のふくらみ原因と解消方法
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